患者に切れまくるってそもそも看護師に向いてない

お世話するはずの患者さんに切れてどうする

35歳、3人の子持ちの女性看護師です。勤務先は地域密着型の総合病院で、学生の実習も受け入れています。
オペ室に7年、外来に5年、病棟で3年勤務しているのですが、いままで数え切れないほどの新人護師がきました。その中でも最近やってきた新人看護師は強烈でした。
正直、社会人を経て看護師になった新人は本当に指導しにくいのですが、その新人も社会人経験者でした。私と同じ35歳で、子供さんも1人おられました。
最初は人当たりも良くて仲良くなれそうと思っていましたが、働いて3日目頃より豹変しました。ものすごい切れキャラでした。
とにかくもう、患者に切れる切れる。患者教育だとは言いますが「あんたなー、なんでこんなことして私の手を煩わすの?」「ほんまにいい加減にしてよ!私はそこらへんの出来ない看護師とは違うねんから!」と認知症の患者さんに向かって切れていました。
みんなが駆けつけてまあまあとなだめるのですが、本人は仲裁する私たちを見てふんって顔をしていました。
そのあと師長室から看護部長室をはしご状態で回らされ、結局1ヶ月ほどで退職されました。

新人看護師の教育は難しいこともあるけれど

いやもう、新人だろうが経験年数がどれだけあろうが、患者さんに切れるなんて言語道断です。確かにわがままな患者さんもいますが、人間対人間である以上、尊厳を持って接するべきです。
他にも、最近はなんだか、あー言えばこう言う、頭でっかちな新人さんが多いように思います。私たちは縦社会で育ったものですから、先輩が言うことは絶対でした。いまは違いますね。ジェネレーションギャップだと思い、新人看護師の思いに添えるよう努力しています。

笑顔と謙虚な気持ちが看護師には大切

昔から女は愛嬌と言います。ニコニコ(ヘラヘラではなく)していたら、患者さんもスタッフもお医者さんも優しくしてくれますよ。
何事にも「ありがとう」の感謝の気持ちを忘れずに。あと、あいさつはしっかり。自分が悪いと少しでも思ったなら謝ること。こういうことは、看護師だけに言えることではないですけどね、人として疑われないような態度で日々患者さんと接したいものです。謙虚な態度で愛想良くしていればみんなに可愛がられると思います。